「理想の女性は射手座のB型かO型の年の差3歳以内の辰年で東か南にいて経済力はないが誠実な女性」
はじめての御祈祷、してもらってきました///
なんたって今年は本厄の年
男性は数え年で
25歳、42歳、61歳
女性も数え年で
19歳、33歳、37歳、61歳
数え年というのがややこしいのですが
生まれた年を1歳として
以後新年を迎える毎に+1歳していくという数え方
今年の7月で24歳になる僕は
数え年で25歳なのだそう
25歳って大変なことだ
25歳って大変なことだ
大変なことだから
とりあえず
飲んで忘れよう
ということで
もらったお神酒を飲み干しました
体内から清められるうう
ちなみに僕は
阿佐ヶ谷 神明宮
という天照大御神(アマテラスオオミカミ) をお祀りしている神社に
お祓いに行ってきました
何故ここへ参拝したかというと
阿佐ヶ谷駅から徒歩2分という好アクセスにも関わらず
「阿佐ヶ谷神明宮唯一八難除祈祷」
という御祈祷をしてくれるからです
八難除祈祷とは何ぞやと言いますと
「八難除(はちなんよけ)とは、全国で唯一、当神明宮だけが行っている御祈祷方法であり、年齢から来る厄年の災い(厄除)、方位や地相・家相を犯したことに起因する災い(八方除)、火や水や人の災い、因縁から来る災いなど、現世に数多ある災難厄事総てを取り除く御祈祷です」(公式ウェブサイトより抜粋)
です。
とにもかくにも
全ての災いを取り除くという神がかり的な御祈祷なのです
そもそも厄年というのは
就職や退職など
人生の中での大きな変化のある年であって
そのために生活や精神が不安定になるので
気をつけましょう
という意味もあるとのことなので
神様のご加護をうけ
慎ましく用心深く生きていれば
きっと大丈夫
欲に負けず慎ましく
あれが欲しいこれが欲しい
なんてもってのほかです
自分本位に欲望のままに求めるのではなく
相手を思いやり
周りに気を使って
慎まs…
彼女が欲しい。(ドドンッ!!!)
御祈祷の申込時に88種の願い事の中から
ひとつを選んで祝詞を読んでいただけるのですが
唐突に88種類もの四字熟語が並んだ表を見せられて
あなたの願いはどれ?
と言われてもさっと選べるわけがないじゃないですか
でも僕は圧倒的速さで決めました
――良縁祈願
ありったけの煩悩を力に変えてそう叫びました
一緒に行った友達は
「神威拝戴」
とすごくいい声で言っていました
祈祷の後
彼の右腕に黄金色のオーラが纏われていたことは
言うまでもありません
ちなみに僕ら2人、
神威拝戴の意味はわかっていません
そして煩悩の亡者と化した僕と
右腕に何かを宿した友人は
恋みくじを引きました
結論だけいうと
射手座のB型かO型の年の差3歳以内の辰年で東か南にいて経済力はないが誠実な女性
が理想的なようです
当てはまる方のご連絡をお待ちしております
そんなこんなで厄除けの祈祷を受け
清々しい面持ちで神社を後にしました
慎ましく気を付けてこの1年を過ごしたいと思います
そしてついに
東京から秋田の実家に舞い戻ってきた僕ですが
実家内で最も暇な人間であることには
弁論の余地もないので
花嫁修業と称して
毎晩せっせと夕飯を作っている次第です
初日は
ポーチドエッググラタンとローストポーク丼
まず玉ねぎを薄くスライスして3分ゆでる
ざるで水を切って
多めのバターでよく炒める
しんなりしてあめ色に近づいてきたら
えのきを加えオリーブオイルを足す
火が通ったら小麦粉を加えて炒め
牛乳とお湯にといたコンソメを
少しずつ加え
塩コショウで味を調節
ホワイトソースができたら
グラタン皿に半量入れ
別で作ったポーチドエッグをのせる
ポーチドエッグは
多めのお湯を沸騰させ
中火に落としてお酢を少量加える
混ぜて渦を作ったら
真ん中に卵を割りいれ
2~3分放置でできちゃう
のこりのソースをかぶせ
とろけるチーズと粉チーズをかけて
220℃のトースターで20分
完成。
ローストポークはこちらを参照↓↓↓↓↓↓↓
今回はトマトソースで
マッシュルームとトマト缶に
オリーブオイルと刻みバジルと
醤油とコショウで
スプラウトとレタス
パセリを用意
盛り付けて
完成。
やっぱビーフよりポーク派だな~
恋みくじには恋の歌が載っていました
アイスクリーム
甘く悲しく
別れては
偲ぶ恋なの
想はつのる
別れはつらいです
でも僕の片思いに対して
諦めるな!将来性があるよ!
と書かれていたので
おみくじっていいやつだなー
って思いました(単純)
嗚呼、雪見だいふく食べたい
「看板を真下から見る」
看板を真下から見る
近頃イチ押しの時間の潰し方です
看板を真下から見ることがあるでしょうか
まず無いと思います
理由は2つあります
1つは看板を真下から見ようと思うことがないから
当然です
2つ目は看板の真下には何の情報もないから
これです
本来離れた位置にいる人間に対して
何らかの情報を視覚的に伝えるのが
看板の役割です
真下ということは
その情報がすでに伝わっている状態でなくてはいけないのです
もしくはもはや情報を伝える必要がない状況下にあるのです
だから誰も看板を真下から見ることはありません
だからこそ是非見てみてほしいのです
人は仕事をしているとき
必ず何らかの役割を果たしています
友達といるときも
家族といるときも
自分が相手にとっての”誰か”である以上は
きっと役割を演じています
役割を演じていないのは
赤ちゃんのときと
愛する人といるときと
1人でいるときくらいです
その瞬間だけが
その人が真に素でいられるときなのです
その素の瞬間を幾つ知っているかで
人との距離は決まってくるのではないでしょうか
人の素をみてあげる
自分の素をみせてあげる
そうすれば人と人との相性はより顕著になって
人の好き嫌いが明確になって
却って健全で良好な人付き合いが成立するような気がします
つまり看板を真下から見ることは
そういうことなのです
僕は一体何を言っているのでしょうか
僕は駅のホームが苦手です
改札をピッと入ってしまうと
もうお前は電車に乗るしかないんだ
電車が来るまでこのホームから抜け出すことはできないのだ
って逃げ場を奪われるというか
自由を奪われるというか
漠然とした閉塞感と中途半端に薄暗い感じが
どうも好きじゃありません
だから僕は
予定より早く駅に着いて
電車が来るまで時間があるときは
改札を入らないでできるだけ外で待ちます
この暇つぶしに
看板を真下から見ているよ
っていうだけのお話です
せっかく看板の話をしたので
今まで撮ってきた看板の写真の一部を載せます
看板や標識なんかが昔から大好きで
気がついたらシャッターを押してしまいます
カラフルで
時代を感じられて
何かを主張している
ひっそりと
そして大胆に
そんな看板たちのポートレート
ご覧ください
看板の愛らしさに気がついてもらえれば幸いです
ふと思ったのは
こうしてブログを書いていると
ブログをやる理由って
自分の”好き”を誰かに知ってもらいたいという気持ちが
決して押し付けがましいものではなくて
興味を持ってもらえたらっていう純粋な気持ちが
あるからなのだろうかと
思いました
本日は丁寧な語り口調でお送りしました
それでは
「卒業するから思うこと。『旅する魔王の物語』」
ちょうど1年前
僕はこんな記事を書きました
卒業する先輩との別れを経て
感じたことを自分の言葉でまとめたものです
そしてあっという間に1年が経過し
今度は僕が卒業する番となりました
サークル、ゼミ、バイトを始め
様々なコミュニティを卒業し
東京にいる友達に別れを告げる
そんな時期です
交友関係が広いとは言えない僕ですが
様々な友達に会い
色々な餞別を頂き
多くの言葉をもらい
たくさんの思い出を胸にしまいました
お世話になったバイトのチーフと最後に飲んだ時に言われたのが
「社会に出るにあたって俺から言えることはたった1つ。
ーー人を大切に。」
これから仕事で出会う人たちのことはもちろん
今の僕にできることは
友達を大切にすること
地球上の60億人のうちの一握りにも満たないけれども
多くの人々と出会い
その出会った中でも仲良くなりたいと思い
その仲良くなりたいと思った中から実際に友達になり
その友達の中でもまた会いたいと思う
そんな巡り合わせで出会えた
人たちを大事にしていきたいと思います
でも思うのは
卒業が最後じゃないということ
別れが永久じゃないということ
東京にこれからもいる人たちにとって
地元に帰る人は遠くに行ってしまうように感じるかもしれないけど
地方に行く人にとっては
東京に行けばみんなに会える
と安心感さえあります
時間的にも距離的にも会うのは難しくはなるけど
笑顔で
またね、
と言って別れたいです
魔王は1人だった
2本あるうちの1本の角が折れているから
勇者に受けた傷がある魔王は
他の魔王たちから馬鹿にされ
無視され
仲間外れにされてしまう
でも魔王は
生まれた時から角が折れていたのだ
ドロドロの闇と
ゾッとするような混沌から生まれた魔王
手の平からでる炎は
世界を焼き尽くすまで消えないだろうし
どんなに鋭い剣だって
傷1つつけることはできないはず
立派な魔王だ
でも孤独だった
あるとき
勇者との戦いにそなえてランニングしていた魔王は
他の魔王と出会った
彼は片方の翼がなかった
彼らは打ち解けた
初めての理解者だった
1人では怯えているだけだったが
2人になると勇気が湧いた
他の魔王たちに会いに行こう
片翼の魔王が言った
山を越えると3人の魔王に会った
2人が1人を罵って笑っていた
ツノ折れの魔王は勇気を出して言った
後ろには片翼の魔王がいる
何故彼をいじめるんだい
いかにも強そうな大きい2人は答えた
顔に傷があるんだぜ
そう言って笑いながら去っていく
片翼の魔王が彼に肩を貸すと
彼は立ち上がって言った
きっとあいつらも勇者に出会ったことなんてないんだ
2人の魔王は驚いた
彼の顔の傷も勇者によるものではなく
不注意の事故で負ったものだという
なのになんで僕らをいじめるのだろう
3人は考えた
議論しながら3人は歩いた
地獄の果てまで歩き続けた
ここまで来るのにたくさんの魔王に出会った
でも不思議なことに勇者にも
勇者に出会ったことのある魔王にも
ましてや魔物にだって会うことはなかった
3人は
魔王って何だろうと考える
でも答えが出ないままここまできてしまった
地獄の果てには
扉が3つあった
青い扉と
黄色い扉と
赤い扉だ
扉は1人が入ると消えてしまう魔法がかかっていた
この扉の先に何があるかはわからない
3人一緒かもしれないし
別々かもしれない
それぞれ好きな色の前に立った
片翼の魔王が言う
3人バラバラでもこの強い魔力があればまた会える
顔に傷の魔王が言う
でも結局勇者に会った魔王はいなかったね
ツノ折れの魔王が言う
僕らは他の魔王にびくびくする必要はないのかもしれないね
そう言ってツノ折れの魔王は扉に絵を描いた
2人が聞く
それは?
ツノ折れの魔王は答える
”ニンゲンカイ”というところにいるらしい生き物さ
2人へのメッセージだよ
そう言い残して扉の向こうに消えた
この世界には魔王しかいない
”またあおう”
”まおう”