「過去料理ギャラリーvol.2 パン編」
「中途半端」
僕は中途半端
なにをやっても中途半端かもしれない
でも
1文字変えると
「途中半端」
すごく腑に落ちる
0と1の間は
小数点が無限に続いていて
すごく半端だし
完璧が存在するのなら
無知と完璧の間は常に半端になる
ド素人だって
完璧の手前0.0001mmの熟練者だって
完璧じゃなければみんな半端だ
途中は半端なのだ
何事も
全てのことも
途中にあるものはすべて半端
途中半端なんだと思う
中途半端と途中半端は紙一重
ゴールがあれば途中半端
なければ中途半端
それだけなのかもしれない
僕は中途半端だから
積み重ねた中途半端の
1文字をひっくり返す努力を
していかなければならない
――っはい
就職活動まっさかりなのに
病んでいないことに病んでいる
tanakonaokoのポエムからこんにちは!
ということで
今回は過去料理紹介第2回
パン編でございます
なぜ「半端」のポエムから入ったかというと
中途→途中
はんぱ→ぱんは
そうつまるところ
僕はパン派
朝食はパン派だと言いたいがための
こじつけポエムだったのです!どーん
だからなに?
全員の心がひとつになったところで
過去料理紹介に移りたいと思いますどうぞ
最高の朝は
1杯のコーヒーと甘いトーストから始まる
フライパンで
押し付けながら焼いた
ちょっと香ばしい食パンに
たっぷりの甘さ控えめの生クリームを塗って
メープルシロップを垂らす
寝ぼけ眼で
雑に作るのが正しい作り方
カロリーは気にせず
コーヒーで流し込む
マンゴーのジャムを塗り上げ
ホイップを落としながら食べるのもいい
フレンチトーストは前の日から仕込んで
牛乳と砂糖と卵の卵液に
フランスパンを浸してから布団へ
一度起きてもまだ焼いてはだめだ
しみてないかもしれないから
二度寝をしなくてはいけない
二度寝の口実なんかじゃない
美味しいフレンチトーストのために
仕方なく
もう一度寝るのだ
前にも載せたぐでたまは
(ラップにマジックで顔を描いているのは内緒だ)
がっつりいきたい夜もある
イングリッシュマフィンをふたつに割って
バター、トマト、粗挽きハンバーグ、とろけるチーズ
をのせたらオーブンにイン
ニンニクチップと粉チーズをかけてかぶりつけ
ニンニクはちょっと~というのなら
玉ねぎとサーモンのエッグベネディクトなんかは
どうだろう
イングリッシュマフィンに粒マスタードを塗って
小麦粉をつけた玉ねぎを
オリーブオイルで揚げ焼きにしてのせ
スモークサーモン
沸騰したお湯にお酢をいれ
菜箸で渦を作った中に
卵を落とす
すると渦によって黄身が白身を纏い
半熟ポーチドエッグが完成
すくって水で冷やし
サーモンの上に
難しいのはオランデーズソース
簡単に言えば
マヨネーズのサラダ油をバターに換えたもの
卵黄、レモン汁、塩コショウ
をボウルに入れ湯煎しながら混ぜ
モッタリしたら
溶かしバターを加えていき
マヨネーズ状になれば成功
たっぷりかけて出来上がり
「かもめ食堂」
という映画をご存じだろうか
見たら必ず作りたくなる
伸ばしたパン生地に
シナモンシュガーを振りかけて
丸めて切って
小指で渦が上に来るように
これを作るのはとても楽しい
大切な人と一緒に作って
シナモンの香りに包まれる
これ以上
幸せな朝もないだろう
レシピは検索するとすぐに
のページが出てくるので
是非参照ください
リンゴの季節は疾うに過ぎているけど
次の時期のために
バターで焼いたリンゴに
シナモン、砂糖、水
でほんのり風味をつけて
生クリームを回しかける
実はこれ
サンドイッチなんです
ゴージャスな朝も
リンゴならプロデュースできる
皮ごと真っ二つにしたリンゴを
切った面を下にして
端から薄く切っていく
たっぷりのバターでじっくりと焼き上げ
小さい部分から順に
中心から外へと盛り付ける
丸いリンゴも
気づけば
バラに
リンゴも
バラ目バラ科
バラになるのも当たり前
丸ごとリンゴサンド、再び
リンゴを
文字通り
丸裸に
セルクルを使えば
ホットケーキも活き活きしてくる
いかがでしたでしょうか
真面目に紹介してみました
朝食で休日はより輝きます
今週を乗り切る糧に
朝食に思いを馳せてみるのもいいかもしれません
次回
最終回
角煮+α