「※良い子は絶対に真似しないで下さい」
成長が楽しみすぎて食べ時を逃しつつある、豆苗。
育ち過ぎだよ。
子供の成長はほんと早いもので
うちの子も最近すくすく育ってきて
もう4歳になるんですが
この前なんか
「パパ、いい生命保険見つけてきたよ!」
って。
可愛さのあまりつい加入してしまいましたよ。
まあ4歳の息子なんていないんですけど。
結婚もしてないんですけど。
彼女もいないんですけど。
彼女もいないんですけど(爆泣)
とまあ以前と変わらず元気にやっております。
今回かなり久しぶりの更新になるのですが
変わったことは特にありませんでした
強いて言うなら
以前書いたこの記事で
僕は庭に生えたノビルを食べましたが
このとき食べた植物
「ノビル」じゃなかった
ってことくらいですかねー。
今年の初夏
冬を越し一度枯れ果てた僕の庭に再び緑が広がりました。
瑞々しい一面の緑に生命の息吹をひしひしと感じていました。
そして暫くして花が咲きました。
可愛らしい純白の花。
ノビルの花は
これです
この時期に花は絶対咲きません
なんだこの草!!!
隠しきれない衝撃に身を震わせながら
本屋に行き図鑑を買いました
「せぇつめいしよう!」
【ハナニラ】
ユリ科 ドクソウポ〇モン
柔らかい葉がニラに似て、傷をつけるとニラのような臭気がするのが名の由来
名にニラとついていても毒草なので食べられません
別名イフェイオンともいう
(「散歩で見かける野の花・野草」日本文芸社より)
最後に一句
毒草を
食べた次の日
超快便
別名かっけええええええええ
イフェイオンて。
聖騎士イフェイオンとか絶対天使属性だよ。
ではなくて
重要なのは
「毒草なので食べられません」
嘘……だろ……
このときの僕の絶望っぷりは我ながら見ものでした
まあ実際のところぴんぴんしているので
今更問題ないですね(キリッ)
図鑑はしっかり携帯しましょうね!
では気を取り直して
今回は久しぶりなので手馴しとして
定番の焼き鮭定食を作ります
頑張るぞーおー
まずはご飯を炊きましょう
米には糠や汚れが付着しています
洗剤で綺麗に洗いましょう
よく泡立ててこれでもかと言うくらい全力でかき混ぜます
分量の水を入れ
炊飯器にセットしたら
次は味噌汁
朝ごはんには欠かせません
ジャガイモを切ります
まずは皮を落とします
指を切らないように気をつけて
こうっ
皮を剥くと小さくなるのが残念ですね
ここまで薄く剥くのは難しいかも知れませんが
練習あるのみです
小口切りしたネギと一緒に水に入れ火にかけます
顆粒だし
の代わりに
マカダミアナッツのインスタントコーヒーの粉末を入れます
これが隠し味となって
料理のお洒落度を底上げしてくれます
最後に味噌です
これ1食分かな……
まあいいや、これを1袋入れましょう
入れないよりは入れたほうがいいですからね
次は玉子焼き
これは腕の見せ所です
下味をつけます
砂糖大さじ1を入れましょう
しっかりすり切りするのがポイントです
適当じゃダメなんです適当じゃ
よくかき混ぜます
できたら
フライパンを熱して油をひきます
大さじ1くらいが目安です
そして卵を入れ
端から巻いていきます
巻いていき、
巻いて……
巻い……
ああ!もう!なんだこれは!!!
油引いたのにくっつく!くそお!
もういいわ!
目玉焼きにするわ!
というわけで急遽目玉焼きに変更していきます
やっぱり朝といえば目玉焼きです
できました〜
思ってたのとは違いますが
これは目玉焼きです
これは目玉焼きです
納豆もほしいですね
付属の醤油とからし、刻みネギを加えておきます
最後にメインである焼き鮭を作ります
このためにいい鮭、買ってきました
「鮭ほぐし」
焼いた鮭をフレーク状にしたものです
と、いうことは……
組み立て直せば焼きジャケになる!!!!!!
というわけで一粒一粒
まるでパズルのように
元の焼き鮭に戻るように復刻していきます
何これ難しい
いや難し過ぎる
常軌を逸している
まるで正解が解らない
大海の真ん中でもがいているよう
行けども行けどもゴールは見えてこない
ーーラビリンス。
そうまさに焼き鮭という名の迷宮に迷い込んだ1匹の哀れな旅人だ
というわけで妥協して完成〜
なんてうまそうなんだ
ちなみに納豆は7万回混ぜます
そのほうが絶対美味しいです
この通り摩擦で跡形もなくなりますが
これが美味しさの秘訣です
さて、これで皆さんの明日の朝の献立は決まりましたね
それでは幸せな朝食ライフを!
ちなみに勘違いされていると困るので
ひとつだけ言わせてください。
料理する男子は結婚対象にならないとの噂を聞いたため
わざと下手に作っているわけでは
決してありません。
決して、
決してありません。
ほんとに。
いやまじで。
断じて。
断じての中でも結構上のほうの断じて。
追伸
今回紹介した料理はフィクションであって
実際の作り方とは大きく異なっており、
米を洗剤で洗ったり大さじにおたまを使う行為は危険ですので
絶対真似しないようお願いします。
また今回作った料理は本人が残さず美味しく頂きました。