筋肉痛観察

しょうもない日常とつくったごはんを徒然なるまま書き残す。

「明日やろう、は『やらない』と同義」

 

前回のあらすじ〜

 

「学生」から「社会人」へとジョブチェンジをして

早くも1年が経とうとしている

 

そんな衝撃の事実に

背筋どころか

全身のありとあらゆる筋を凍りつかせた僕は

 

再びブログ(という名の日記)を書くことを決意した

 

しかし

この一年で失ったものは大きかった

 

鈍る思考回路に

衰えた肉体

 

無に帰した判断力と

コミニュケーション力

 

元々なかったような気もするが

 

今までコンセントに繋いで動いていたのに

今や単3電池一本のみを背中に背負って活動している

そんな己のエネルギーの薄弱さを

思い知ることになった

 

 

そして

かつては料理をするために始めたブログのはずが

今となっては

ブログを書くためには料理をしなくてはならないことに気がつく

 

しかし湧き出ぬやる気

 

料理をするために

調理器具をあれこれ揃え

わざわざ車で2時間かけて陶芸までしに行く始末

 

 

そうして

ようやくブログを書く境地に到達したのである

 

しかし出来上がったものは

 

 

 

 

 


インスタントラーメン

 

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そんなことではいけない

 

整えた武器を使いこなし

自分の眼を覚ますような

前衛的で先進的で爆発的な一品を

 

 

覚悟を決めた

惰性にまみれた男の

新たなる冒険が

再び幕を開けようとしていたーー

 

 

 

 

 

というわけで

原因不明の焦燥感に苛まれながら

冷蔵庫を開けてみる

 

(まずは今家にあるもので作ろう)

 

車を出し

寒空の下買い出しにでかけようとすると

面倒臭さが呪詛のように体に絡みついて

結局料理を諦めることが多いので

 

まずはあるものでアレンジすることに

(すでに惰性)

 

 

今ある食材を並べ

右手に包丁

左手に鍋

新品のそれらを装備し

 

考えること1時間

いや実際はもっと短かったのだろう

10秒程だったかもしれない

 

しかし精神の扉を開いていた私には

何十倍にも長く感じられたのだ

 

 

その時

思考の先に光が見えた

 

不安定だが力強い光だった

 

それを手繰り寄せるように

優しく掴み取る

 

 

 

 

 

 

 

それからはあっという間の出来事だった

 

ついに完成したのだ

 

私は

達成感に膝から崩れ落ちた

全身に

一滴のエネルギーさえも

残ってはいなかったのだ

 

湯気をたちのぼらせる

その料理を見て

それまでのことが走馬灯のように駆け巡る

 

 

出来上がった料理をご覧いただこう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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うどんやないかーーーーい

 

麺つゆと冷凍うどんに

あるもののっけただけやないかーーーい

(こんがり焼いた福島県三春町名物「三春三角油揚」と三つ葉と梅干し)

(この油揚げがサクふわで、汁が沁みるとジューシーでとてもおいしい)

 

かろうじて包丁使ってるけども

使ってるけどもやないかーーーい

 

 

ごめんなさい

悪ふざけが過ぎました

(2連続の茶番)

 

結局あるもので

ささっと簡単に作る

 

が染みつきすぎて

手の込んだ料理をするということは

 

一人暮らしのしがない男には

結構難易度が高いのだ

 

という当たり前のことを再確認しただけでした

 

 

だけど

そういう男共が感じる

料理の面倒臭さ

を飛び越えて

料理してみようかなって思うには

どうすればいいのか

 

これから料理をしていく上での新しい課題を発見できました

 

どうでもいいことを長々と書くと

すっきりします

 

逆にどうでもよくないことってなんだろう

 

 

次は簡単にパスタを作ります

 

 

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どうでもいいけど見た目が気に入ったお菓子の写真でさようなら