「 年末なのにmushroom or bambooshoots」
自分の顔を芸能人に例えると
ユースケサンタマリアと光浦靖子を足して2で割った
というのがどうやら的確なようです
どうも僕です
12月31日
ついに2016年最後の日を迎えました
とは言っても
後悔・反省はその都度行うタイプなので
特に語ることもありません
ということで
きのこ・たけのこ論争について
論じようと思います
どっち派かという話です
先に断言しておきます
ーー私はきのこの山派である。
当然のように今まできのこの山を愛してきたわけですが
最近ひょんな事から友人にどちらの派閥か聞いたところ
きのこ派がいない
愕然としました
立っているのがやっとでした
きのこ派たけのこ派の論争は
遥か昔から論じられてきました
紀元前からです
そのことは知ってはいましたが
ずっと聞き流してきました
きのこ派が圧倒的に多いと信じて疑っていなかったからです
しかし周囲に聞くと口を揃えて言うのです
「タケノコハデスガナニカ」
確実に裏で金をもらっています
私は声を大にして言いたい
あの形状の何処に魅力があるの?
しかしたけのこの里を買ったこともなければ
大学に入るまで口にしたこともなかった僕ですので
今回くっわしく比較してみようと思います
まずは家周辺のコンビニ、スーパーでは
どちらの方が売れているのか調査しました
1店舗目
おっふ
まあこういうこともあるでしょう
2店舗目
あ”あ”?
コホン、まあ圧倒的な大差とも思えるが
きのこはそっちが大量に売れているのだろう
なんせきのこ派は大人が多
列の上に横にして積むのやめろや!!!!!!
これは完全に喧嘩売っていますね
とはいえ偶然のたけのこ勝利も3度はありません
3店舗目
フィイイイイイイイイイイイイイイイ!!!!!!!!
ハッハッハ!
これが現実ですよ
これがこの世の摂理ってやつですよ
ざまあああ!
よし記念に買っていこう
ん?
賞味期限9月
いやいやまさか……
ぶぼっっっっっっ!!!
すみません吐血しました
衝撃のあまり十二指腸のうち九指腸まで出ました
10月ということは9月のはすでに売れたということ
つまりは周回遅れ
国家ぐるみの陰謀か……
4店舗目
5店舗目
8月ううううううううう……
心が折れたとかいうより
もはや肋骨が全部折れました
6店舗目
ゲフッ
7店舗目
僅差ゴフッ
そしてついに……
8店舗目
ん?
あれ?
これは?
たけのこの里がない!!!
陳列すらされていない!!!!
ここは我らきのこ派のメッカ!!!!!!
しかし肝心なのはどっちが売れているかではない
どちらが優れているかである
実際の商品を比べてみよう
このおもて面だけできのこが圧倒的勝利を収めていることは
疑いようのない事実だが裏面もみてみる
まず目につく違いは
なんといっても
タヌキとサル
角帽を被っているので大学生だとは推測できるが
タヌキが本を開いているのに対して
サルは閉じている
つまりは暗記していると考えられる
きのこの里はキャラクターにおいて知能では劣っているといえる
しかしそもそも「山」と「里」
里には人が住むことからも
「知性らしさ」がたけのこの強みなのかもしれない
商品説明では
サクサクの味わい「クッキー」か
サクサクの味わい「クラッカー」かの違いしかない
ここが味における最大の差別化要因である
原材料においてはたけのこの里の
アーモンドペースト、鶏卵、マーガリン
が特徴的である
それは栄養成分にも現れており
たけのこの里はナトリウムだけ飛び抜けて多い
そのほかの成分はきのこの山が上回っているため
お菓子としての「食べ応え」はきのこの山の方が上だといえるだろう
そして問題がアレルギー物質
きのこの山は3つだが
たけのこの里は卵を加えた4つ
つまり「食べる人を選ばない」という点においても
きのこの山が抜きん出ているのである
そして注意書きの1番上をみてほしい
「●本製品は卵を含む製品と共通の設備で製造しています」
これは恐らくたけのこの里のことである
この「卵」のせいで
きのこの山は注意書きが多いというハンデを背負わされているのである
箱を開くと謎のキャラクターがお出迎えする
1対2
たけのこの里は数の暴力で攻めてくる
コメントは
「たけ里ブラザーズもよろしく!」
「Don't forget!!きのこの山〜!!」
……悲しくなってくる
なぜ忘れられている前提で呼びかけているのか
ビックリマークが2つずつ打たれているのも
必死さが伝わってくる
しかしキャラクターのポテンシャルでは
きのこの山が上だと言わざるを得ない
なんせ足を組んだまま空気椅子!!!!!!
驚きの体幹と筋力を持ちあわせているのである
その秘密は公式サイトにあった
きの山さんは35歳
たけ里ブラザーズより5つ年上だ
そして
全国ツアーを徒歩で行っているとの事実
それによって下半身が鍛えられているのである
才能頼りのたけ里ブラザーズとは一線を画す
内容をみてみよう
明らかにきのこの山の方が多く見える
個数は
きのこの山:30
たけのこの里:29
聞くところによると
たけのこ派の意見としてはクッキーが美味しいとのこと
しかし写真を見て欲しい
そのクッキーが原因で細かい破片が纏わり付いている
これは手を拭くという無駄な動作を引き起こし
食べにくさを生み出している
その点きのこの山はクラッカー部分が持ちやすく
手が汚れる心配はない
さらにきのこの山は
チョコとクラッカー
チョコだけ
クラッカーだけ
という3種類の食べ方を自在に選ぶことが可能だ
そこに楽しさや趣が生まれる
一方たけのこは分離が難しい
チョコが取れた爽快感が一切なく
食べ方も一緒に食べるしかない
しかし公式サイトでは既に
このたけのこ最大の弱点を克服する手を講じていた
ーー松潤である。
ずるくない?
ねえ、それってずるくない??
弱点に気がついたたけのこの里は
松潤を使って強引に分けてきたのである
松潤にたけのこ要素もなければ分ける要素もない
しかしきの山さんが全国的トップアイドルに勝てるはずもない
「卑猥だけどうまい」
とか言ってもらうしかないのである
最後に内容量について
箱裏面にあったが
きのこの山:74g
たけのこの里:70g
と全体量ではきのこの山が上回っている
単体で見ると
きのこの山のきのこ:2.5g
たけのこの里のたけのこ:2.5g
一個あたりは同じである
きのこの山のきのこのじく:1.0g
たけのこの里のたけのこの芯:1.5g
ここからチョコの量は
きのこの山のきのこのかさ:1.5g
たけのこの里のたけのこの皮:1.0g
とわかる
これは新しい理論が打ち立てられたかもしれない
今まで同じ「チョコレート菓子」として比較してきたが
正確には
「チョコレート付きスナック」
「スナック付きチョコレート」
といえるのではないだろうか
これはトッポとポッキーの違いに通じるものがあるが
大きな相違点である
そもそも分野が異なっているのである
そう考えると
比較すること自体が愚問だったのかもしれない
チョコレートが食べたい時はきのこの山
クッキーが食べたい時はたけのこの里
こんな感じで共存できるのではないだろうか
やっぱりできませんでした
きっとこれから先も双方間の戦いは続いていくのでしょう
私もこの命尽きるその時まで
きのこの山派でいることでしょう
たけのこの里派の挑戦、お待ちしております
ではでは
皆様良いお年を!