「愛をこめて花束を」
明日はクリスマス
リア充爆ぜろ
四肢爆散しろ
といつもなら喚き散らすところですが
今年はやめます
喚いたところでどうせひとり
寂しい夜を過ごすことを考えれば
恋人がいる人間を恨むのはお門違いだと
気がついてしまいました
人を羨むことでより一層自分の惨めさを自覚するようで
どこぞのプロの独身35歳もきっと
きっと同じことを言うでしょう
この穏やかな気持ちでいるうちに
クリスマスを血に塗られた夜に変えようとする
もう1人の僕が出てこないうちに
世の中の仲睦まじいカップルに
このレシピを授けたいと思います
りんごの花束タルト
今すぐ作れる簡単レシピです
簡単と言うかずるいです
タルトやパイってなにが面倒かと言うと
まさにタルトとパイの部分じゃないですか
生地が難しい
それならば作らなければいいんです
パイならパイシート
タルトは
これ、使っちゃいましょう
99%失敗しません
生地を寝かせたり焼いたりしなくていいので
時間がないって時でも作れちゃいます
因みに大好きなKALDIで買いました
スーパーでもあるとこはあるかもしれません
簡単に言うと
りんご煮て
アーモンドクリーム混ぜて生地に入れて
りんご飾って焼く
だけです
まずは上に飾るりんごを煮る
りんごは1〜2個を
皮付きのまま芯を避けるように4辺切り落とし
厚さ2ミリ程にスライスする
フライパンに
水100cc
白ワイン少々(なくてもおけ)
砂糖70g
はちみつ大さじ1
シナモンお好み
を加え弱めの中火にかけながら
りんごも入れクッキングシートで落し蓋をして煮ていく
透き通ってくたくたになったら
容器に移し粗熱をとったら冷蔵庫で冷やす
次にアーモンドクリーム
常温に戻したバター35gを混ぜ
粉糖35gを2、3回に分け加える
常温に戻した卵を溶いて
約35gを3、4回に分けて加えていく
その都度しっかり混ぜてから次を入れないと分離するので注意
最後にアーモンドパウダーを35g加え
混ぜたら例の型に流し込む
(アーモンドパウダーが一袋35gだったのでそれに合わせたが
全量同じなので調節可)
冷やしておいたりんごを
バラの花風に乗せていく
とこうなる
皮ごと煮たおかげで
ほんのりピンク色に
バラのこつは
まず小さいリンゴを筒状にしてぶっさして軸にして
そこに徐々に大きいリンゴを巻きつけていくイメージ
外側に少し折れるように指で押してあげると
花びらっぽくなる
そして隙間はこのスライスを円錐状に丸めただけの葉
で埋めてあげるとブーケっぽさがでる
最初は難しいけど
コツをつかんでくると楽しくなってくる
とりあえず埋め尽くせばそれっぽい
200℃に熱しておいたオーブンで15分くらい焼く
アーモンドクリームに火が通れば完成
焦げないように気を付けて
最後に仕上げ
フライパンで
アプリコットジャムと水とレモン汁を煮詰めて
垂らした時に広がらないくらいになったら
冷ましておいたタルトに塗る
てっかてか
完成。
さっそく切り分けて・・・
いただきます
まさかクリスマスイブに投稿するとは思ってなかったので
クリスマスらしさゼロですが
そこはみなさん是非作って
恋人と一緒に甘いクリスマスをお過ごしください
たくさんの愛が生まれることを祈って
あれ……なんか、しょっぱいな……
目から脳漿が……
「バウムクーヘンの外側の1枚も逃げ出す勢いとはこのことか」
みなさんこんにちは
その時はすごく面白かったのに
後で思い返すとクソほども面白くない
なんて経験はありませんか
例えば
街を歩いていて些細なことがツボに入り
笑いを堪えるのに3日分くらいのカロリーを消費した気になり
早く人に話したくて会った人に
「めっちゃ面白いことあったんだけど」
と勢いで自らハードルを上げたものの
実際話し始めるとお互い終始真顔で
話している自分ですら
(この話を続けるくらいなら謎の深海魚に右乳首噛まれて未知の神経毒に侵されて生き絶えた方がマシだ……)
とか思い始め
結局苦痛に耐えて話し終わった頃には
何か大切なモノを失っている
そんな感じの感覚、あると思います
その原因は
体調なのか
テンションなのか
環境なのか
タイミングなのか
別の世界線だったのか
特定は難しいかもしれないんですが
その感覚がとても身近に存在していることに気がついてしまったのです
それは「メモ帳」です
メモ帳って別に紙でもアプリでもチラシの裏でも
なんでもいいんですが
全く字を書く機会がない人でも
メモくらいはしているはずです
基本的にメモは人に見せるものでもなければ
自分ですら結局見ずに捨ててしまうことがあるものなので
体裁は整ってないし文脈も脈絡もないし
まあ簡単に言えば
「なんで過去の自分はこんなことを書いたんだろう」
が手早く体験できてしまうのです
というわけで
ふとこんなこと考えてしまったので
自分のスマホを確認してみます
171のメモが眠っていました
このスマホは生後5年のおじいちゃんなので
結構古いものまで発掘できそうです
書いた記憶のないものをピックアップしてみます
まずはこちら
ブログ名で悩んでたみたいですが
まったく意味不明です
「肘なしポークチキン」
は?
「バター仕立てのエイリアン」
は?
「筋肉赤子」に関しては想像すらしたくないです
これはやばい
メモ帳が
想像以上にトチ狂っている…
500円貯金のことですか
100万円貯まります、みたいな
僕、1つ足りとも貯めきったことないんですけど
そして「jk」「jd」の意味
女子高生と女子大生だとしても理解ができない
なにこれ怖い…
どうした…
どうした…
どうしたんだよ自分!!!!!!!
一体なにがあったんだよ
そもそもウォシュレット苦手人間なのに
TOTOの技術に感動したの?
それにバウムクーヘンの外側の1枚が逃げ出す勢いは
強いの?弱いの?
こんな複雑な感情に出会ったことないよ
3枚目はただのハゲだろ!!!
ハゲ気にしすぎだろ!!!!!!!!!!
まだ大丈夫だよ……
きっと大丈夫だから……
毛根を信じて……
などと思ってると
唐突なキモさとウザさのダブルパンチ!
確かにそうかもしれないけど
だからなんなんだよ
キモい…口調がキモいよ…
ああああああああああぁ……
鳥肌のワンツーフィニッシュ決まっちゃったよ
就活の時期のメモは今見ると
かなりえぐいことが判明しました
この1枚を皮切りに何枚かあるのですが
咄嗟に焦点を5センチ奥にずらすことで
直視は回避できました
当時の必死さといいますか
「就活」という幻想にどっぷり浸かっていたことが
確認できました
それよりも何よりも
就活でいつ「すっぴんが好きです」って使うのだろう
知恵と知識の違いみたいなことが言いたかったのかな?
眼鏡を運ぶ肉塊
って自分のこと卑下し過ぎだろう!
完全にこれは病んでます
マジックテープとクチャ音(咀嚼音のこと)は僕が最も嫌いな音ですし
最後の2行の脈絡のなさたるや
せめて御三家を並べて欲しかった
ついに日本語を忘れました。
それはこっちの気持ちです。
何それ見てみたい。
ただの膝小僧なのにカッコよく思えてきた
「(両ひざを撫でながら)もう転ばないからな」
こわいこわいこわい
確かに吐息交じりで艶かしくアナウンスする駅員さんいるけども
「足元にご注意ください」がそう聞こえるかもしれないけども
自分の想像力のしょうもなさがすごい
なんだろう
主語がない
なんかの標語とか?
……はっ
まさか
……髪の毛 か!?
確かに伸びなくて抜けなくて傷まない髪の毛ならば
……ハゲない!!!!!!!
誰だよ
ん?なんか長文があ
ぎゃああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!!!
ポエムきたああああああああああああああああああああああ!!!!!!!!!!!!
よしなんかわからないけど誤魔化せたああああああああああああ!!!!!!!!!!!
疲れました
そして
長くなってしまったので今回は料理の方はお休みします
みなさんも是非
誰もいない静かなところでご自身のメモ帳を開いてみてください
※発狂しても責任は負いません
では最後に
ここまでお付き合い頂いた皆さんに過去の私からメッセージを
「鉄鎧着たおっさん4人に囲まれるとプリン作りたくなるよねー」
これまで私は
自分の周りが更地になっていくのではと
住んでいるアパートの周りの家が軒並み取り壊されていくことに
恐怖を感じていると訴えてきたわけですが
やっぱりそんなことはありませんでした
ついに
ついに
売地の看板が撤去されました
隣の空き地と
隣の空き地と
隣の空き地と
隣の隣の空き地
計4ヶ所
同時に工事が始まりました
ーーと書こうと思って早1ヶ月
もうこんなんなっています
時の流れは容赦ないですね
なんか保育園が建つらしいです
小学校が隣接するこのアパートの隣に保育園が建つらしいです
教育機関サンドウィッチですか?
オセロだったらこのアパートも教育機関になってしまうところでした
今でさえ
朝ゴミ捨てに行くだけで
子子子子子子母子母子子母子子子子子
子子母子子母僕子子子母母子子子子子
先生子子子子子子母子子子母子老子子
こうなって、
昼に起きて
夕方家を出ると
子子子子子子母子母子子母子子子子子
子子母子子母僕子子子母母子子子子子
先生子子子子子子母子子子母子老子子
こうなる
規則正しい生活を送り
日々勉学に励んでいる子供達や
希望に満ち溢れた
可愛い盛りの子供を持つ母親の視線は
不規則と怠惰を具現化したような人間には
一片の温もりすら有さず
鋭く冷たく突き刺さります
マイクラでいうとこんな状態です
まさしく平成の武蔵坊弁慶
ここにさらに保育園ができるとなると
押し寄せる幼少期の人間によって
物理的にも精神的にも圧死してしまう気さえしています
ただもう1年早くできていれば
保育園でバイトしてみたかったなあとも思います
実は高校時代はわりと本気で幼稚園の先生になりたかった
つまり何が言いたいかというと、
住まいの四方で4ヶ所同時に工事が行われると
いかに過酷かって……
いかに過酷かってことですよ
建築関係トントントン!
なんてもんじゃない
二の腕が丸太ほどもある
鉄鎧で完全武装したおっさん4人が
自分をとり囲んで
オモチャ売り場で駄々こねる子供のように
泣き叫びながら転げ回っている
まさにこれ!!!!
しかも朝から晩までずっと
こんな状態が1ヶ月以上続いていたら
そりゃあプリンの1つや2つ作ってしまいますよ
ということで
簡単スタンダードプリン
ほわわ~ん
まずは
グラニュー糖60グラム
水小さじ1
を小鍋で熱し
色付いてきたら揺すって混ぜる
万遍なく茶色になったら
火を止めお湯大さじ1を加えて揺する
これが色止めになる
ジュワッとはねるので注意
熱いうちに容器に分けて入れておく
オーブンは160度で熱しておく
次に黄色いところ
鍋に牛乳350ccとバニラエッセンスを加え
小さな泡が出たくらいで火を止めておく
ボウルに
卵2個と卵黄1つ
グラニュー糖60グラムを入れて混ぜ
温めておいた牛乳を少しづつ加えながら更に混ぜて行く
一気に入れると熱で卵が固まってしまうので気をつける
濾し器やザルででなめらかにして
表面にラップを落とす
液の全面にラップをつけたら素早く取り去ることで
泡立った気泡がラップにくっついて除去できる
先ほどカラメルソースを入れておいた容器に注ぐ
この時カラメルが固まっていても気にしない
バットに容器を並べ
やや熱いくらいのお湯をバットの半分位まで注ぐ
容器にアルミホイルをかぶせて
熱しておいたオーブンで160度で40分蒸し焼きに
お湯に気をつけて取り出し
粗熱をとったらラップをして冷蔵庫へ
冷えたら
完成。
さ~て
お皿にひっくり返そう
こんな感じにぷるぷるできてるかな
ていやっ
う、
う、
うっす~
薄っぺらい~~
なんか思ってたのと違う……
某おじゃる○のように
プルプルさせながら食べようと思ったのに
でもうまい~
薄くてもうまい~
カラメルの苦味と砂糖の甘さが卵の味を引き立てて
そしてぷるぷる
初めて作りましたが
これはうまくできました
卵と牛乳と砂糖があれば作れるのも
お手軽やん
ということで
素朴なおやつに是非プリンを
さらばでおじゃる~