「328日の社会人」
頭のてっぺんがジップロックになっていて
パカっと開けて
脳みそをブルンと取り出せたら
ぬるま湯につけながら使い古しの歯ブラシで
シワのひとなぞりまでゴシゴシ洗うのに
そしたら、どれだけ気持ちいいだろう
そうでもしないと
そうでもしないと
“社会人”という煤がシワの溝に詰まって
表面つるっつるになってしまうんじゃないかと
曇り空に目を細めながら思う、今日この頃
ビジネス文書に飽きたので
久しぶりにここに来ました
思えば、この1年
自分の思っていること
考えていること
漠然と頭の片隅に現れて
すぐいなくなるそんなやつらを追い出すために
言葉や、文字や、絵やその他諸々に
触れる時間がめっきりなくなりました
知り合いといえば関係の希薄な職場の方々
久しぶりに会う家族や友人や同期たちの
「最近何してる」
に聞かれてはじめて考えるけれど
何も出てこない空しさ
映画やドラマをみて、ゲームをして終わる休日
風呂と夕飯と勉強で終わる平日
働いていてもなお
やりたいことをやりたいがままにやっている
そんな人たちのつぶやきを見るのが怖くて
SNSも開かなくなりました
気づけば上達している運転スキル
田舎暮らしが板についてきた
増える外食、増える白髪、増えるUNIQLO
休日は洗車と銭湯
自分の働きに関わらずもらえる給料に
生活できていける居心地の悪い安心感
ブリキの箱が積み重なったようなロボットでもこなせる仕事ですら
完璧にこなせないもどかしさ
歯がゆさ
寒い外から帰ってきて
慌てて飛び込んだのが
42度の底なし沼
みたいなこの現状
気づいたら腰までずっぽしはまって抜け出せない
というならまだいいけど
ほっとしたまま気づけば死んでいるなんて酷い結末も
用意されている「社会人」
社会人
まあ社会人って区分を
気がつけばもう受け入れているんだなぁって
思うけどそんなのはどうでもよくて
言いたいことはひとつだけ
料理やろう
やっぱり自分を作るのはご飯
おいしいご飯を食べなきゃ始まらない!
ってことで
じゃーーーん
社会人なったからぁいい包丁買ったよほ~
とかのたまいたいところですが
実は
帰省した時に母から譲り受け(た結婚式の引き出物のカタログから棚とか選んでも結局使わなくて押入れのはば取るだけなんだよなかといって食べ物とかにしても寂しいしてかなんでこういうカタログって最後のほうに必ず乗馬体験とかあるけど場所栃木とか長野といわれましてもって感じなんだよねってことであれば使うし包丁とか便利じゃない場所も取らないしというわけでこれに決め)ました
ホームセンターとかでもよく見かける
孫六作さん
左から
出刃、三徳、柳刃
です
裏社会を牛耳る三人衆みたいな羅列になった
ちなみに今まで使ってきた
暁里
って包丁も
結婚式でもらったカタログ出身です
これはヒロインの名前みたい
うちの包丁で物語が紡げそうです
さらにもうひとつ
ドン
去年の冬にいただいた
圧力鍋ちゃんです
これの戦闘力たるや
ヘビィにユーズしてますが
圧倒的調理力を誇っております
ということでなんの偶然か
調理器具が揃ってきたので
これはつまり料理しろってことかな
外食ばっかでお金ないんやろ
ってことで今回ブログも再開となったわけです
そして気合入れる意味も込めて
ろくろで器も作ってきました!
初体験でしたがなかなか使えそうです
自分で作ると手にフィット
愛着があふれ出るってものです
というわけで長くなりましたが
これらを使って初めての料理といきますか
うおおおおおおおおお……
いでよ!!!!!!
インスタント・ラーメン!!!!!!!!!!!
フライパンで麺を茹でて
キッチンばさみでネギきっとるやんかーい
紹介したやつ使わんのか―い
というわけで茶番も確実にこなしたところで
次回から自炊再開しようと思います
節約するぞ、おお~
ぐだぐだしましたが
自炊メインに戻そうって
それだけの話なんですが
がんばるぞ?
「社会人と卒業と就活について今思うこと」
お久しぶりです
前回の更新が4月9日
これを書いているのが6月13日
2ヶ月以上が経過しました
それはつまり私が社会人となって
社会の歯車になって経過した日数でもあります
一人称も「わたし」になりました
いや、
正確には
「ぼ(くと言いかけて)わたし」
なので
「ヴァターシ」
って言っちゃっています
とこんな感じで社会の常識とやらに染められていく日々です
感性が鈍くなっていく
本当はそれが何より怖い
一人で食べる昼食よりも
月曜の朝よりも
ヴァターシの好きな曲のひとつで
バズマザーズの「恋文は下駄箱の中」の歌詞の一節です
こんなにも平素な言葉で
自分の中に燻っていた不安を言い当てられるなんて
思いもせず思い知らされた
そんな一節です
社会人になって
日の大半を
週の大半を
月の大半を
人生の大半を
歯車の一部として過ごすことになる
大半の人間に突き刺さる言葉ではないでしょうか
社会の歯車なんていうけれど
歯車が噛み合って回っているうちはいいんです
怖いのは自分が噛み合ったその歯車は錆びていないか
ということ
腐ったミカンが周りのみかんに腐敗を伝播させるように
歯車の錆びが自身を蝕んで
回ることすらしなくなって
回っていないことにも気がつかなくなって
こんどは自分の錆びが
新しく収まったピカピカの歯車をくすませてしまうこと
怖いなぁと
前回の記事で
次は卒業について
その次は就活について書きます
と宣いましたが
前者については
卒業は終わりじゃないんだなって
入学式と卒業式
みたいにセットで捉えてきたから
始まりと終わり
みたいに思うけど
卒業って単なる点、なんだなって今になって思います
でもすごく意味を持つ点、です
大切な点
ピリオドじゃなくて読点
そして後者について
就活について思うこと
それは
就活をしている時点でもう何かを妥協している
ってことです
本当にやりたいこと、好きなことを仕事にしている人は
就活なんて形式張った波に流されることなく
高校3年とか大学4年とか
そんな枠組みに押し出されることもなく
そして意識することもなく
その何かを仕事にしています
自分の中の何かに目をつぶって
自分の中の純粋な気持ちに言い訳して
無意識に何かを諦めて、何かに妥協して
そうやって気がつけば就活という波にのっています
足下の小さな板から落ちないように
何故落ちてはダメなのか自分では考えることもせず
必死にバランスをとって落ちないように
前に進んで行きます
その板の下には
広大な海が広がっているというのに
でもその板はいつかはどこかに到着します
背後の大海原に気がつかないふりをして
そのどこかで一生懸命頑張ります
それが就職して働くということだと思います
どっちがいいとか悪いとかいうのではなく
板から落ちちゃった人は1度海と向き合ってみては
いかがでしょうか
と提案をして終わりにしたいと思います
以上で卒業と就活についてまとめた
……ってことにします!
ベッドとテレビと冷蔵庫しかなかった我が家にも
モノが揃ってきて
部屋らしさと
それに付随した生活のしやすさが増してきました
机の上がお気に入り
さて
ぼちぼち料理も始めようかな
「社会人になったからバナナアイスにはラム酒を入れる」
片付けるほど散らかるミラクル
かたづけるほど!チラカル☆ミラクル
なんて語呂がいいのだろう
なんとなく2頭身のデフォルメされたアルマジロみたいな妖精のチラカルとミラクルが冴えないモテないおまけに勉強もスポーツもできないけどなんだかんだ言ってコミュ力の塊みたいな小学5年生を飴と鞭を与えながら調教していく木曜か火曜日の夕方から30分間放映しているアニメの題名みたいな響きの良さだ
先月一旦実家に引っ越した際に
荷解きをしながらふと思った一文です
片付けるほど散らかるとかミラクルだな
ん?
片付けるほど、散らかる、ミラクル
カタヅケルホドチラカルミラクル!!!
このあまりの語呂の良さに気分を良くした僕は
脳内で繰り返しつぶやいていただけなのに
気がつけば日が暮れていました
黙っていても3食出てくる実家
コンビニ行くのにも車を出す実家
お風呂は毎日温かいし布団は柔軟剤の香りがする実家
朝起きて、呼吸して、寝る毎日
おばあちゃんとお母さんと僕とで
500mlの缶ビールを分けて乾杯
テレビを見ながら夕飯食べるゆったり進む時間
3月の実家生活はそんな感じで幕を閉じ
卒業式
そして4月へーー
4月ももう第一週が終りました
この記事を書いたのは卒業式前だったので
実際に卒業式を終え
4月に入る前に
卒業について思うことをまとめようと思ったんですが
卒業が思いの外切なくて
別れが思いの外寂しくて
踏ん切りつけるのが思いの外に苦しくて
気が付けば社会人としての一歩を踏み出していました
日々の騒々しさの中でようやく
気持ちは落ち着いてきたので
次の記事で卒業についてまとめ
その次の記事で社会人としての抱負でも
書き連ねようかと思います
そして世間では就活が佳境に入ってくる頃だと思うので
自分の就活の経験談と
自分なりの就活観も書き残します
といったように
予定を立てることで
これからもブログを続けます!
という意思表示をしておきたいと思います
誰のためにもなりませんが
福島というこの新しい居住地から
僕は生きています
という漠然としたシグナルを
送り続けたいと思います
手作りばななアイス
ばなな2本と
生クリーム
牛乳
を100ccずつと
ラム酒少々を
ミキサーにいれシェイクする
バットに移し
お好みで蜂蜜を加えよく混ぜ
蓋をして冷凍庫で固める
3時間に一度よくかきまぜ
再び冷凍
これを3~4回繰り返す
固いなと思ったら
生クリームを足して調節
しっかり固まったら
完成。
お好みでナッツを添えて
盛るときは
お湯にスプーンつけてあっためてから
ばななの味が濃厚で
ラム酒の香りと
蜂蜜のほのかな甘さが大人の味を
ただ少しシャリシャリになってしまったのが反省点です
生クリームが足りないのか
混ぜが甘かったのか
違う果物でも試してみようかな
それでは
ブログ 筋肉痛観察
これからもどうぞよろしくお願いします