カバヤキング1世「かば焼きがうまいのは、かば焼きがかば焼きだからである」
タイムマシンが作られる日はまだ来ないかもしれないけど
星ははるか昔の光で
テレビだって過去の映像なんだから
未来に行くことはまだできないけど
過去にはアクセスできる時代になってきたんだなと
無駄に時間の流れに思いを馳せる
今日この頃
寒くなってきたからか
変に感傷的に空を見上げてしまいます
意味もなくきもい入りになりましたが
今回は
秋のごはん紹介です
朝
秋といえば
この果物
無花果のジャム塗りたくりトースト
先日日帰りの農業体験にいってきて
そこで農家のおばちゃんにもらってジャム
ふんだんに味わいます
マジと書いてほんきと読むほどにうめえ!
おばちゃんありがとう!
その他にも大量に野菜を入手したので
それを使っていきます
昼
ねぎと鶏の水炊き
なべに水と昆布をいれて
ついでに干しシイタケもいれて
2、30分つけとく
火にかけてだしをとったら
こんぶはそのままに
酒少々と
鶏モモ肉をいれて
肉に火が通ったら
ねぎを加えて
しんなりしたら
完成。
馬路村のゆずぽん
(一度これを知ってしまうと
普通のポン酢には戻れないという
人の人生を狂わせてしまうほど
おいしいポン酢。
最近ではスーパーに売ってます)
につけていただきます
水炊きを知らない人に
結構会うのだけど
簡単でおいしいので
一人暮らしの冬には最適です
是非お試しあれ
夜
じゃん!
「こんにちは!秋といえば僕、さんまだよ!
ダツ目-ダツ上科-サンマ科-サンマ属で
じつはダツ目ということでダーツの由来になっ」
それではさばいていきます
ダーツの由来だなどと
もてたいばかりに嘘つくやつは
きれいに三枚おろしです
まず横ヒレの後ろから包丁を入れて頭を落とす
(さすがに生臭い血にまみれた手で写真は撮れなかったので
皆さんのたくましい妄想で補完してください)
刃先を胸からしっぽへむけて
すぅーと滑らせ
腹を裂き内臓と血合いを取りきれいに洗う
水けをふいて
中骨に沿ってしっぽまで切る
包丁をしっかり引いて身を崩さないように
ひっくり返して反対も
皮が気になる人は手で剥ぐ
包丁だとキレイにできるが難しい・・・
内臓が入ってた部分
人でいう肋骨部分を
薄くそいで骨をとる
では調理していきます
付け合せのポテトサラダをつくる
じゃがいもはテフロン加工のフライパンで茹でると
水を飛ばす時に焦げ付かなくて楽ちん
同時ににんじんはレンチンして
芋をつぶし
マヨ
レモン汁
塩コショウ
粒マスタード
で味付けしたら加える
しっかり冷蔵庫で冷やしておく
次にタルタルを作る
普通は玉ねぎを使うが
今回は長いもを使う
長いもを
細かく刻んだら
じゃがいもと一緒に茹でておいた卵もみじん切りし
和える
マヨ
レモン汁
塩
コショウ
で味を調える
ポテサラはマヨ少な目でピリッと辛く仕上げたほうが
タルタルとの相性がいい
次に
サンマに小麦粉をまぶし
フライパンで両面焼く
こんがり焼き目が付いたら
醤油
みりん
砂糖
酒
を加え
とろみがつくまで煮詰める
最後にミョウガを刻み
ご飯に盛り付けたら
完成。
タルタルかば焼きドン!
この!!!!!!!!!
かば焼きを!!!!!!!!!!
みよ!!!!!!!!!!
もう
かば焼キングと呼べる
秋の味覚、さんまのかば焼き
もうね、反則ですよ
かば焼き一口とタレだけで
永遠ご飯いけちゃうもん
かば焼きのタレだけでご飯30杯食べて
おなか破裂して死んだ
カバヤキング14世の最後の言葉は
「せめて、かば焼き食べてから、死にたかった・・・・・・」
これにより彼亡き後
かば焼きのたれだけでご飯を食べることは法で禁止され
これを破ったものは
かば焼きの匂いの充満し続ける閉ざされた独房で
トーストしか食べられない刑に処された
という
ということで
今回はこの辺で。
カバヤキング27世「皆の者、せっかくの秋じゃ。存分に食らうがよい!腹を鳴らす暇を与えるなァ!!!」